⇒ 2019年3月31日以前の記事は こちら



新規加盟館のご案内

2020年4月1日、美術図書館連絡会ALC: The Art Libraries Consortium)に公益財団法人吉野石膏美術振興財団が加盟しました。

公益財団法人吉野石膏美術振興財団アートライブラリーは、美術評論家の中山公男氏(1927-2008年)から寄贈された美術書をもとに吉野石膏美術振興財団内に設けられた図書館です。その後、ドイツ美術史研究者の前川誠郎氏(1920-2010年)、イタリア美術史研究者の小佐野重利氏(1951年-)の図書寄贈などにより、コレクションの充実が図られてきました。近代フランス絵画と日本画・洋画を中心とした「吉野石膏コレクション」の関連図書や図録、戦前期の日本におけるコレクション作家の受容に関するものを重点的な収集対象とし、近代ヨーロッパおよび近代日本絵画に関する資料4000点を所蔵しています。

このほか、横浜美術館が同館の大規模改修準備のため2020年4月1日より横断検索プログラム・即時寄贈プログラムをしばらく休止します。また国立映画アーカイブは2019年度末をもって退会しました。

これにより、2020年4月1日現在の加盟館は次のとおりとなります。神奈川県立近代美術館国立国際美術館国立新美術館国立西洋美術館東京国立近代美術館東京国立博物館、東京都江戸東京博物館東京都現代美術館東京都写真美術館東京都美術館横浜美術館(横断検索サービス休止中)、吉野石膏美術振興財団(50音順)。美術図書館連絡会は、今後も美術および関連分野の調査研究を支援するため、日本国内に所在する研究資源へのアクセス向上を図るよう努めてまいります。

なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、現在、ほぼすべての加盟館が休館しています。当面の間、ウェブ上の情報検索手段のご提供のみとなりますことをご了承ください。休館状況の詳細につきましては本ブログおよび各館ウェブサイトをご確認くださいますようお願いいたします。